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身体と想像力 第4回 クリストフ・シャルルさん

地元の学校、武蔵野美術大学で教鞭をとるシャルルさんの講座。
デュシャンの泉、そして窓、そしてジョン・ケージの「4分33秒」へ、共通する空白の空間に気付かされ、創造された枠組みのおもしろさを知ることから始まり、借景という概念へ。空間をどう切り取り周囲の環境とともにあるか…すべての音に固有の意味がある。音はもうそこに在る。音を出さなくても聴くことから、ということ。
そこから、鈴木昭男氏や庄野泰子氏の仕事、またシャルルさんの師匠の山口勝弘氏の紹介もされた。そしてアンビエントミュージック目立たない音楽の考え方から自身の作品も披露される。

途中、部屋の電気と電波の接触による継続的な音に、ハタとコメントするシャルルさん、すべてが聴く対象になることを感じさせるさりげないジョークに場が和んだ。
音のことを話しておられるが、音に限った話ではない、存在と置き換えていいと思える言葉が並んだ。

こうした話を滅多に聞かない参加者が多かったが、それぞれにアンテナの感度よく、質問もまたとても興味深かった。
林で聴く音のおもしろさは分かるが室内で長時間聴いて面白いのかという率直な質問に、シャルルさんは小杉武久氏のパフォーマンスを出され納得できた。同時に音は時間であり作品となる時、時間をどう編集するか、時間の操作・構成が必要であることも言及された。他にも参加者から、勤めた学校での教材の話や、病院での話も。また音とストレスの質問が関係性にまでの話が及ぶ参加者の思考をみんなで共有できたことはとても興味深かった。この講座が幅広い視野で率直に意見を交わす参加者によって作られる貴重な場であることを感じた。


1.24 3回目シャルルさん講座写真 

シャルルさんも3/21の林に参加が決まり、どのようなことになるか、これからまた楽しみです。

以下、参加者のアンケート。


・借景と音楽の関係性がおもしろいと思う。
・日常の芸術家というのは、日常を多層的にとらえる受け皿を持つということなんだろうなと思いました。
あと、こういう音の聴き方って個的なものを認め合って全体性に向かうみたいな方向があるなーと思いました。
枠のはなしで仕掛けとしての時間をどう構成するかという話がおもしろかったです。
・自分のセンサーだけではなかなか出会えないような、お話を聴けてよかったと思います。
自然や周囲の音や風景を切り取るだけで色々おもしろい事が出来るという新たな視点があることに気がついてとても興味深く聴くことが出来ました。  企画運営おつかれ様です。ありがとうございました。
・ちょっと眠くなってしまったけれど、今までに聞いたことない話で面白かった、
後半のディスカッション(?)がよかった!!そこの時間、ながくてもよかったかも?  準備おつかれ様&ありがとう! 
・テーマはとても面白かったです。シャルルさんの作られた曲も興味深く聴かせていただきました。この講座はなかなか出会えない内容なので、身近な所で参加できてありがたいです。
最近はこうした音楽、ケージ、鈴木昭男さん、小杉武久さん等とは縁が遠くなってしまったので楽しかったです。
シャルルさんは風流人という言葉が似合う方だと思いました。今度ライブで音楽を聴く機会を作ってくれたら嬉しいです。
・デュシャン、ジョン・ケージ、「音の枠組み」と音楽と環境の視点、あいまいに感じていたものが、少し形となって理解できたように思い、軽く目からウロコでした。芸術のど真ん中で活動されている講師からのお話は躍動感があり、新鮮でした、ありがとうございます。
・前回の巻上さんの講義はとてもわかり易く身近に感じました。今回はテーマも少し難しかったです(私にとって)しかし、とても考えさせられました。(まだまとまってはいませんが~)
・とてもおもしろかったです。


次回は「身体と想像力」の5回目最終回、
美術作家の白川昌生氏による講座、「行為・場・交感」
ますます楽しみになってきますね。



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